女性特有の不調や悩みは、なかなか人に相談しにくいものです。 ひとりで多くの症状や不安に耐えながら生活している方もたくさんおられます。 岡村産科婦人科では、あらゆる年代の女性と向き合い、正しい知識をお伝えし、最善の解決法をご提案することが大切な役目であると考えております。 女性特有の健康課題から解放されて本来の自分らしく生きられるように、我慢をせず、ぜひこの機会に当院へご相談ください。
これから挙げる症状や普段とは違う体調不良に見舞われた方は、お早めに当院にご相談ください。
妊娠を望む男女が避妊せずに性交をしているにもかかわらず、1年間にわたって妊娠しない場合、『不妊』と判断されます。 当院では、不妊の原因を検査した後、タイミング法・排卵誘発法・人工授精・その他薬物療法(漢方など)などの方法を用いて、一般不妊治療を行います。 不妊のカップルは約10組に1組と言われていますが、昨今においては妊娠を考える年齢が上がっていることから、さらに割合が高いとも言われています。 ただし、女性に排卵がない場合や子宮内膜症を合併している場合、過去に骨盤腹膜炎などにかかっていた場合については、妊娠しにくいことが分かっています。 また、男女の加齢も妊娠が起こりにくい原因の一つとされています。治療を先送りにすることで成果が下がるリスクもあるため、一定期間待たずに、不妊治療をした方が効果的であるケースもあります。 これまで病気とは無縁で病院に訪れる機会がなかったカップルにとっては、「不妊かもしれない」と考えるだけで、大きな不安をお持ちになることでしょう。 そのような場面に直面された方は、まずは健康であるかどうかを確認することが大事です。この先の人生プランを立てるためにも、当院までお気軽にご相談ください。
計画していない妊娠、望まない妊娠を防ぎたい方へ、『避妊相談』も行っております。 患者さま一人ひとりと向き合い、ご相談にのりながら適した避妊方法をご提案します。 内服が早ければ早いほど避妊率が上がる避妊薬もありますので、お早めにご来院ください。
女性特有の悪性疾患の治癒率を高める決め手は、早期発見です。 この機会に当院で『子宮がん検診』『乳がん検診』を受けて、ご自身の身体や健康の大切さを見つめ直してみませんか。
『子宮頸がん』とは、子宮下部の管状の部分である子宮頸部に生じるがんのことです。 子宮がんの内、約7割程度を子宮頸がんが占めており、30代後半が発症のピークと言われています。 20歳を過ぎた成人女性は、出血などの症状がなくても、2年に1回の頻度で子宮頸がん検診を受けましょう。 HPVワクチンを接種した場合でも、子宮頸がん検診を定期的に受けるよう奨められています。
小学校6年生〜高校1年生の年齢に相当する女性を対象として、子宮頸がんの原因となる4つのウイルスの型に対応する『ガーダシル(HPV4価ワクチン)』の定期予防接種を受け付けております。 HPVワクチンは合計3回接種していただくことになり、『初回接種』『初回から2ヵ月後』『初回から6ヵ月後』のスケジュールで実施します。 定期接種を逃してしまった方でも、下記の方は公費で接種が可能です(キャッチアップ接種)。具体的な接種方法は、住民票のある市町村からお知らせが届きますので、そちらをご覧ください。 ・1997年4月2日~2006年4月1日生まれの女性 ・過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない 詳しくはこちら また、任意接種となりますが『シルガード9(HPV9価ワクチン)』もご案内しておりますので、詳しくはお電話にてお問い合わせください。 ▶TEL 0566-41-2726
『子宮体がん』とは、子宮上部の袋状の部分である子宮体部に生じるがんのことです。 成人女性に増えてきているがんのひとつで、その多くは子宮体部の内側にある子宮内膜から発生するため、子宮内膜がんとも呼ばれています。 子宮体がんで最も多いとされる自覚症状は、不正出血です。閉経後や更年期において不正出血がみられた場合は要注意です。閉経前であっても、過去に月経不順や乳がんを患ったことがある方は注意しなければなりません。
Breast Awareness(ブレスト・アウェアネス) ブレスト・アウェアネスとは、乳房を意識する生活習慣という概念です。 多数の方が乳がん検診を定期的に受けている国では、「乳がんの死亡率が減った」という事実が乳がん検診事業の根拠となっています。 残念ながら、日本で乳がん検診を定期的に受けている人はまだまだ少数です。 一人でも多くの女性が自分の乳房を意識するようになり、定期的に乳がん検診をうけて医師との接点を持っていただくことが、皆さまの健康管理にきっとつながります。 今回の検査を機に、そのような意識を持つきっかけになればと願っております。 当院では、視診や触診、乳房超音波検査で行います。 早期発見と早期治療が非常に大事ですので、自覚症状がなくとも定期的に検診を受けることをおすすめします。